マットレス — 選び方 完全ガイド

マットレスの選び方 完全ガイド|コイル・ウレタンの違いから体型別の最適解まで【2026年版】

ポケットコイル・ボンネルコイル・高反発ウレタン・低反発ウレタンの構造と特性を体系的に解説。体型・寝姿勢・予算に合ったマットレスの選び方がわかります。

updated: 2026-04-10

この記事の使い方

マットレスは毎日7-8時間、年間約2,500-3,000時間体を預ける道具です。合わないマットレスは腰痛・肩こり・睡眠の質低下の原因になります。この記事では、マットレスの4大タイプ(ポケットコイル・ボンネルコイル・高反発ウレタン・低反発ウレタン)の違いを解説し、体型や寝姿勢に合った選び方を紹介します。

マットレスの4大タイプ

ポケットコイル

コイル(バネ)を1つずつ不織布の袋(ポケット)に包み、独立して動く構造です。

特徴:

注意点:

ボンネルコイル

コイルを連結して面で支える構造です。

特徴:

注意点:

高反発ウレタン

密度の高いウレタンフォームを使用し、押し返す力(反発力)が強い素材です。

特徴:

注意点:

低反発ウレタン

体温と圧力でゆっくり沈み込み、体の形にフィットする素材です。NASAの宇宙船シート素材から派生した技術です。

特徴:

注意点:

4タイプ比較表

項目ポケットコイルボンネルコイル高反発ウレタン低反発ウレタン
体圧分散
寝返りのしやすさ
通気性×
横揺れ◯(少ない)×(大きい)
耐久性
重量重い重い軽い軽い
価格帯2-20万円1-5万円1-10万円0.5-5万円

硬さの選び方:体型と寝姿勢で決まる

マットレスの硬さは「N(ニュートン)」で表記されます。消費者庁の基準では以下のように分類されます。

区分ニュートン値体感
やわらかめ75N未満体が沈み込む
ふつう75-110N標準的な硬さ
かため110N以上しっかり支える

体型別の推奨硬さ

体型推奨硬さ理由
体重50kg以下100-140N軽い体重ではN値が高すぎると腰が浮く
体重50-70kg140-170N標準的な硬さで体圧分散と寝返りのバランスが良い
体重70-90kg170-200Nしっかり支えないと腰が沈みすぎる
体重90kg以上200N以上高密度・高反発が必須

寝姿勢別の推奨硬さ

寝姿勢推奨硬さ理由
仰向けやや硬め腰が沈みすぎるとS字カーブが崩れる
横向きやや柔らかめ肩と腰が適度に沈み込む必要がある
うつ伏せ硬め柔らかいと腰が反りすぎて負担がかかる

仰向けメインなら硬め、横向きメインなら柔らかめが基本です。

ウレタン密度の読み方

高反発ウレタンマットレスの品質を見分ける最も重要な指標が「密度(D: Density)」です。

密度耐久年数の目安品質
20D以下1-2年低品質。すぐへたる
25-30D3-5年中品質。価格なりの耐久性
30-35D5-8年高品質。長く使える
40D以上8年以上最高品質。10年使えるモデルも

密度30D以上のモデルを選んでください。 安価なマットレスほど密度が低く、半年でへたるケースがあります。

コイル数の目安(ポケットコイルの場合)

シングルサイズ(約97×195cm)の場合:

コイル数評価価格帯
300-400個最低限1-2万円
450-600個標準的2-5万円
700-900個高密度5-10万円
1,000個以上超高密度10万円以上

コイル数が多い = 良いマットレスとは限りません。 コイルの線径(太さ)や巻き数も寝心地に影響します。コイル数はあくまで目安の一つです。

サイズの選び方

サイズ向いている人
シングル97cm一人用。寝返りスペースはやや狭い
セミダブル120cm一人用ゆったり。寝返りが多い人に
ダブル140cm二人用だが窮屈。一人で贅沢に使うのが理想
クイーン160cm二人用の最低ライン
キング180cm二人用で快適

一人暮らしならセミダブルがおすすめです。 シングルでも問題ありませんが、セミダブルの方が寝返りスペースに余裕があり、睡眠の質が上がります。

マットレス選びの3ステップ

ステップ1:タイプを決める

ステップ2:硬さを決める

ステップ3:予算とサイズを決める

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